家で勉強しない3つの理由
2026/10/22
家庭学習サポーターの池川です。高知の山あいで、中学生の家庭学習のサポートをしています。
「早くやりなさい」と言うほどお子様のやる気がそがれる。言った側も、あまりいい気分ではない。中学生のいるご家庭では、よくある場面だと思います。
中学生が家で勉強しないのは、やる気以前の問題
勉強をしないといけない。ということはお子様自身、よくわかっていることなので、あえて言われるのはやはり嫌なようです。ただ、勉強して!とだけ言われると本人が困ってしまい、結果やらなくなります。具体的な理由は3つです。
①何をやるかが決まっていない。
学校のワークなどの宿題は終わった。次に何をすればいいのか分からない。
この場合、苦手なことに取り組めばいい。得意なことから取り組みたい。みたいな、やることはわかっているけど具体的にどの問題をすすめればいいのか?教科書を読むだけでいいのか?など、勉強法がわかっていないからやらない。という状態になります。
②取りかかるまでの手間が多い(ここ、一番自分が共感できるところです)
自分の机が物置状態。自分の机がそうでした…
この場合、まずは片付けることから始めないといけません。(もしくは力いっぱい、いらないものを端によせる…)
机がキレイでも、教材を探して、筆箱を探して、など、始めるまでに手間がかかると、それだけでやらなくなります。
③分からないところで手が止まったとき、聞ける相手がいない
いざ勉強しよう!となったのはいいけど、わからない問題が出てきた場面。
教科書で調べてもわからないし、ネットで調べても思うような解答、解説に出会えなかった時、一気にやる気がなくなります。
苦労した末、結果その日にできなかったら、それが失敗体験となり、徐々に勉強をしなくなります。
家での進め方については、スタディバディの勉強のやり方のサポートでもご紹介しています。
「今日何時間やったの?」より、お子様が選べる一言を
声かけで逆効果になりやすいのが「今日何時間やったの?」です。時間の報告だけで終わらせてしまうと、集中できた時間、休憩した時間の区別がつかず、結果「机に座った時間」の報告になってしまいます。時間の見方は、以前のブログ「家庭学習は1日何時間?」にも書きました。
代わりに、勉強をする前に、お子様自身で選べるように聞いてみてください。「机とリビング、どっちでやる?」「英語と数学、どっちから?」。決めるのはお子様本人です。自分で選ぶことで、責任感が生まれ、勉強がしやすくなります。
家で勉強する習慣は、時間をかけて身に付けるもの
習慣になるまでには、けっこう時間がかかります。1週間頑張ったけど、祝日を挟むとできなくなった。部活の試合などのイレギュラーでやらなくなった…など、できなくなるきっかけは色々あります。
(習慣化は大人でも難しいですよね…。)
勉強できなかった日はあって当然。それより、「〇日頑張ったね。」と前向きな姿勢をほめてみてください。やった日を少しずつ積み重ねることが大事です。
塾で教室長をしていたころ、まだ自分から勉強に向かえない子には、「勉強しても将来の役に立たない」と思っている子が多いと感じていました。その気持ちは、私もよく分かります。勉強が将来の仕事にどうつながるかを話すうちに、宿題をやってこなかった子がやってくるようになったこともありました。
ご家庭なら、将来の仕事を一緒に調べてみるのもいいかもしれません。保護者様も知らない仕事を、一緒に面白がって調べる。話して聞かせるより、楽しんでいる姿のほうが、お子様には伝わりやすいと思います。
今日やるなら、「どっちからやる?」の一言だけ。
それでも動かない日が続くときは、勉強以外のところに理由があることもあります。公式LINEから様子を一言お送りいただければ、一緒に考えます。お時間のあるときで構いません。
Q. 何を言っても反応がありません。声をかけないほうがいいのでしょうか。
勉強以外の話で会話が続いているなら、しばらく勉強の話はしなくて大丈夫です。やっていないこと、勉強のことを毎日聞かれると、お互い大変になりますので、世間話や学校であったこと、なんでもいいです。
Q. スマホを取り上げたほうが早いのでは。
取り上げて、しょうがなく勉強をするお子様はもちろんいらっしゃいます。塾でもそういうお子様はいましたが、拗ねて勉強しなかった。というお子様の方が多かったです。
強制的に勉強する環境を与えても、結局やるのは本人。ということが前提になりますので、まずは勉強についていろいろ話し合うことだったり、やるまで待つだったり、本人の意志で勉強する。になるサポートが一番重要だと、塾で働く上でわかりました。
この記事を書いた人:池川和也(家庭学習サポーター スタディバディ) 個別指導塾で教室長を8年間経験。いまは高知の山あいから、中学生の家庭学習をサポートしています。
--------------------------------------------------------------------
家庭学習サポータースタディバディ
住所:高知県高岡郡中土佐町大野見吉野
電話番号:090-6885-7577
中学生の効率的な学習のやり方
--------------------------------------------------------------------


